第16回 全日本知的障害児・者サッカー競技会 にっこにこフェスタ
知的障がい児・者が、日常的にスポーツに携わる機会は少なく、また、その中でも未経験者から競技者までとニーズの幅も広いのが現状です。このような環境で普及の種を蒔き、環境改善及び意識の高揚、地域社会への理解を図ることを目的として、日本知的障がい児・者サッカー競技会 - にっこにこフェスタでは「誰でも、一人でも、仲間とも、家族とも」楽しめるサッカーを提案しています。
本競技会の特徴は「1人でも参加できる大会」です。どうぞ人数は問わず、個人参加でお申し込みください。
開催日時:
2023年10月15日(日)フィールドスターリーグ及びチャレンジフィールド
2023年12月 3日(日)チャンピオンリーグ及びチャレンジフィールド
開催会場:スピアーズえどりくフィールド(江戸川区陸上競技場)
参加地域:1都 1府 7県 ( 青森県・栃木県・茨城県・埼玉県・東京都・神奈川県・岐阜県・大阪府・徳島県)
参加選手:団体数 25 団体(選手数 323 名) | 個人参加者数 12 組(36 名) | 監督・コーチ・引率者142名
フィールドスターリーグ参加チーム数41チーム総試合数22ゲーム(6コート)雨天版
チャンピオンリーグ参加チーム数 16チーム総試合数15ゲーム(2コート)
参加ボランティア数:350 名
観戦者数:70 名
総参加者数:1,021 名
フィールドスターリーグ
開催日時:2023年10月15日(日)
参加チーム:41 チーム
総試合数:22ゲーム(6コート)
チャンピオンリーグ
開催日時:2023年12月3日(日)
参加チーム:6 チーム
総試合数:15ゲーム(2コート)
事業成果
- 江戸川区のご理解のもと、フィールドスターリーグとチャンピオンリーグを別日程で行い(チャレンジフィールドは両日開催)、二日間に渡って開催することができました。
- 12月は例年以上に、多くの地域住民の方々にもご参加いただき、楽しんでもらうことで啓発につながりました。
- スポーツ振興くじ助成並びに多くの企業や個人の皆様からのご協賛を賜り、開催することができました。限られたボランティアスタッフのご協力のもと、開催することができました。
- フィールドスターリーグ専門審判員は、オンライン講習会や実技研修を繰り返し行い、審判員として活躍していました。また、知的障がい・発達障がいのあるFCトラッソスの選手4名が審判員としてチャレンジすることができました。
- 江戸川区サッカー連盟より多くの審判員が参加してくださり、ジャッジだけではなく、ゲームディレクターとしてご活躍いただきました。また、選手に優しくルールを教える場面もあり、微笑ましいゲーム進行となりました。
参加者の声
- 生憎の空模様となってしまい、試合数も少なく待機時間の長い中で、キックターゲットなどのイベントがあることで、待機時間を退屈な時間ではなく楽しい時間として過ごすことができたように思います。また、そのようなイベント担当のスタッフさんが楽しい雰囲気作りに励んでくださっていたため、より充足感に満たされていたと思う。(10月)
- 初参加かつ先行きの読めない天気事情ゆえに、大会進行に戸惑いがあっても致し方ないなかで、運営スタッフの方々の整然とされた対応のおかげで、大きな混乱もなく大会を終えることができた。(10月)
- 私自身、にこフェスに参加することが初めてだったのもあり、会場に着くまでにこフェスの規模感がわからなかったところもありました。しかし、会場に着いてからその規模感の大きさに驚きました。そしてボランティアの数と力にも圧倒され、にこフェスは本当に多くの方々の尽力により、作られているのだなと感じました。試合に入る前にコートサイドで準備運動をしていました。雨の中だったので選手にとってもかなりしんどい状況かなと心配していましたが、対戦相手のコーチや選手の方々と自チームの選手が気さくに会話をしている様子を見て、安心しました。サッカーのプレイで活躍するだけでなく、友達やちょっとした知り合いが増えていくような貴重な機会となったと思います。かなり判断が難しい天候の中、企画・運営をしていただきありがとうございました!(10月)
- この度初参加させて頂きありがとうございました。選手達は成績以上に新たな大会をしっかり楽しめたようです。監督の山崎も喜んでおり、また次回も参加したいと話していました。私も茨城水戸クラブさんのような洗練されたサッカーが出来る知的障害者のチームが有ることに驚き、またとても勉強になりました。とても良い大会なので次回もまた参加させて頂きたいと考えていますが、12月開催ですと日程的に毎年開催される埼玉県ふれあいピックサッカー大会(県選抜選手選考会)とどうしても被ってしまいます。10月開催が5人制なのでとても悩ましいです。(12月)
にっこにこフェスタ専門審判員のエピソード
- 楽しいにこフェスにするために自分自身で具体的に何ができるかと考えた時に、あいさつをおこなうことから始めてみようと、試合開始前にスタンド、アトラクションスペースを一周して挨拶と声掛けをおこないました。ボールボーイ、選手、監督の皆さんできるだけ多くの方にと心がけました。みなさんが笑顔で対応していただけました。雨中の試合でしたが楽しく参加いただけたと思います。
- 前回も一緒に参加されていた青森県の審判員の方とまたお会いすることができ、現状の審判なのことですとか、アドバイスなどもいただき、非常にためになり楽しい時間でした。
- トラッソスの選手の審判デビュー戦に立ち会いました。判断に迷う場面ではこちらが指示をしましたが、(少し出しゃばりすぎたなと反省しております・・・)緊張の中しっかりとこなすことが出来ていたと思います。今後、難しい判断、試合が荒れ気味になるケースも想定してコントロールできるように、自信をもって頑張っていただきたいと思います。
- 拙い審判だったと思うのですが試合終了後に楽しめました、説明していただいてありがとうございますと選手や指導者に声をかけていただきました。もっと楽しんでもらうためにも選手や指導者とコミュニケーションをとれる時間があれば良いなと感じました。プレー以外でも楽しめる、来てよかった、また来たいと思える場面を多く作れると思うので。
- 相手選手や判定に対して次第に熱くなった選手がいました。最後のほうで相手の肩に触れた(突いた?)ためその試合の審判ではなかったですがとりあえず止めに入り、落ち着いてもらえるような注意の仕方をしたつもりです。すぐ下げられましたがベンチでも熱かったので叱られていました。その指導者とも「熱くなってますね、大丈夫ですか」と会話すると、すみません、というような話がありました。なので、もっと前に会話できていればこちらの心配が指導者に伝わって、チームとしての注意や対応が行き届いたかもしれない、と思いました。
後援 (順不同・敬称略)
- スポーツ庁
- 東京都
- 江戸川区
- 江戸川区教育委員会
- 公益社団法人 東京都障害者スポーツ協会
- 社会福祉法人 東京都社会福祉協議会
- 社会福祉法人 東京都手をつなぐ育成会
協賛・寄付 ・協力(順不同・敬称略)
- 株式会社オーエンス
hummel
リベラル株式会社
株式会社伊藤園
株式会社D&I
株式会社モルテン
株式会社アクト・テクニカルサポート
株式会社T.M GP
株式会社新建設
レストラン三橋
勝木食品工業株式会社
内海建設株式会社
株式会社CTA
株式会社鈴木スポーツ
桐井電設工業株式会社
有限会社葛和
株式会社ササキスポーツ
有限会社明和ビルサービス
なぎさの会
有限会社旭栄
- 社会福祉法人江戸川区菜の花の会
江戸川区手をつなぐ育成会(親の会)
太陽生命保険株式会社
株式会社コーヨーメディア
NPO法人愛菜会
東京田川株式会社
メルカーラ・オブ・ジャパン・インク
ビューティーサロン ツヤ
山本陽一
橋本智
鈴木亨
小川さおり
望月みのり
藤方大
樽野秀子
出嶋ひで子
渡邊美香子
松村明美
他
協力 (順不同・敬称略)
- 江戸川区サッカー連盟
- 千葉県知的障害者サッカー連盟
- タカヤスポーツ株式会社
他